ゼロ距離の攻防。

着々と仕上りを見せてきつつある『 ROOTS – n 』の現場。

外部での工程も一段落し、内部の工程へと移ったN棟梁が内壁の仕上げ工事にかかりました。一般的な住宅でいきますと大工さんが石膏ボードを貼り、クロスの職人さんが壁紙を張って内壁は仕上がるのが普通です。しかし、WDのお家では“ モイス ”の内壁が特徴的です。“ モイス  ”は約10mm厚のボードになりますので大工さんが内壁を仕上げていってます。

大工さんで仕上げている壁の何が普通でなく、何が凄いのか??

一般的な住宅では天井・壁、壁・床の交わる部分には、廻り縁や巾木があります。これは天井・壁、壁・床を仕上げる際どうしてもクリアランス(隙間)がでてしまうところで、その部分を覆うように廻り縁や巾木は取付けられています。それ以外にも施工上や意匠上の理由もあるのですが、クリアランスを設けていい分余裕をもってボードが貼れますよね。

しかし、WDのお家の“ モイス ”で仕上げられた壁は化粧の柱・桁の間にピッタリとモイスのボードを貼り納めないといけないため、クリアランスが全く取れないゼロ距離での作業が必要になってきます。貼り納めるボードの寸法の取り方から切断の仕方など、何一つ間違えても綺麗に貼ることはできません。壁を仕上げるために大工さんにかかる緊張やプレッシャーは計り知れないと思います。
また、この一枚のモイスを貼るのに柱・桁の突き合わせになる部分を何度も何度もペーパーや鉋で削り摺り合せ仕上げています。
現場を通して見ているからこそ“ モイス ”で仕上げられた壁の凄さがわかります。

“ モイス ”の壁はN棟梁はじめWDのお家に携わる大工さん達の細やかで丁寧な作業の賜物とも言えるのです。