yamada

日々研鑽

 

みどりの鎧をまとった「なごみ」の現場で
そのお披露目を前に外部の総点検と研き上げを
行いました。

 

 

高所での作業になるため、安全を確認しながらですが
その眼差は指先に全集中です!

 

 

一拭き一拭き
地道に手作業を進めていきます。

 

 

みんなの手でただひたすら一心不乱に研きあげていきます。

 

 

スタッフが現場で共に一つのことに向き合い
そこからそれぞれが何かを感じ、気づきが生まれる。

この時間と空間がウッドデザインには
とても貴重なのです。

 

 

内部では棟梁が床張りの工事を始めています。
杉の床板を一枚一枚張り進めていくのですが、
一枚毎に吟味して微妙な調整をしている匠の技が
随所に施されています。
普段はにこやかな棟梁ですが真剣で緊張感がある
この後ろ姿には声をかけるのも流石にはばかれました。

この日は梅雨も丁度一休み、
この時期特有の蒸し暑さと聞こえてきた蝉の鳴き声に
梅雨明けと暑い夏はもうすぐですね!

 

いろは

 

今年は例年より早い梅雨入りとなりましたが、
先日「designart」の番付を行ってきました。

番付は通常屋外での作業となるため、
週間天気予報で日程を決めて、
前々日に再度天気を確認して臨むようにしています。
今回、前日夜の天気予報は晴れ
安心して床に就いたのでした。

当日の朝、窓の外を見るとまさかの雨!

天候が回復する見込みもないようでしたので
急遽、工場内の屋根付きの場所を確保してしていだだき
予定通りに進めることができました。

「designart」で使われる柱の全部を並べて
その1本1本を吟味していきます。

吟味され番付を待つ柱。
家が建つときに手前が下、向こう側が上になるように
揃えてあります。そして木口に赤い印がしてある面が
化粧現しで使用することになります。

準備した図面と選定した柱の向きを確認しながら
番付の真剣勝負の始まりです。
何度経験してもその責任の重さとこれを行ってきた
先達の棟梁の凄さを感じずにはいられません。

柱の番付を終えて、
次はいよいよ重量木骨 梁材の番付です。

重たい梁材を並べるだけでも大変なのですが、
それを四面確認してから番号を振っていきます。

因みに番付の記号は左から「いろはに・・・」
下から「一二三四・・・」と昔から決まっていて
現在の工場でもそれが採用されています。
五十音いろはの順でどこまで言えますか?
私は図面を見ながらなのでできるのですが、
図面無しではたぶん半分もいかないかも?

木材会社そしてプレカット工場の皆様
朝早くから1日ご協力ありがとうございました。

 

 

『いの一番』

 

今年は桜の開花も早かったようですが、
ツツジの花も早く咲き、
桜とツツジが一緒に見られるところもありました。

そんな春の晴天の下、
木材との顔合わせ(番付け)を行ってきました。

 

 

上の写真は柱を1本1本吟味しているところです。
並べられた柱は左側が上で右側が下になるように
揃えてあります。
家が建ちあがった時、そこに立ち並ぶ柱が
地に生えていた時と同じように
上下を違うことなく組み上がり
堅剛な家の骨格となるように揃えています。

 

 

全部の柱を1本1本その四面を吟味して
化粧として現し(見える)面を記して
いきます(青のライン)。

 

 

集成材は皆同じ強度なのですが、
その表情にはどれも個性があり主張してくる
ものがあります。
その中から最初の1本を選び手に取り
番付けを始めるのですが、この柱が
『いの一番』と振られることはありません。
何故なら、いの一番(最初)に番付けされた柱は
「なごみ〜幸せを囲む空間〜」の中にあるからです。

 

 

番付けを終えたすべての柱と梁はこの後
工場で加工と仕上げの化粧を行い、
現場での再会を待つことになります。

 

唯一無二のさしもの

半年前汗を拭きながら柱や梁の番付けに
立ち会っていただきましたオーナー様ご家族。
完成が近づく『かぜとひかりのアトリエ』の
唯一無二のさしものを創るためその原木を求めて
本日は銘木店まで足を運んでいただきました。

銘木店の(ジーンズに拘りのある)会長から
ここに並べてある木の物語を教えていただきました。

引き続き木の物語以上になが〜い会長の歴史と博学
の話・・・(ちょっと引き気味?)

下の写真、二枚の板を採用することに決まりました。
お疲れ様でした!

後日、会長の手で墨出しをして
板の片方は墨より大きめに
真っ直ぐにおとして
もう一方は木なりに削り

もう一枚も同様に加工した後、
一旦別の工場で仕上げをします。

この素材を磨きあげ魂を打ち込んで
唯一無二のさしもの(家具)として組みあがるまで
もうしばらく楽しみにお待ちください。

 

 

『想い出』から『みんなの家』へ

 

すべての工事を終え

本日はお施主様が心待ちにされていたお引渡しの日。

 

現場を担当させていただいたichiroから

設備機器の取扱説明

そして木の家に住む上で気を付けてほしいことを

説明させていただきました。

国産サッシにはない木製サッシの特徴や個性

ロールスクリーンと木製サッシ網戸の脱着方法

大切な関係書類ですので保管をお願いします。

お隣のお家で工事の始まりからこの日までずっと

見守っていただいたご両親様も心待ちにされていた

ことと思います。

本当に長い間お世話になりました。

棟梁渾身の階段も気に入ってもらえたかな!

最後は薪ストーブの火入れと取扱いの説明ですが、

これからの季節その力を存分に発揮し、

その魅力に引き寄せられるように周りには

いつしか人の輪。

初めて土地を拝見させていただいた時に、

記念樹やお父様と手造りのピザ窯それに池もあり、

どれも想い出のあるものだと思いました。

そのたくさんの想い出のうえに始まり

今日の日を迎えた『みんなの家』

これからご家族と共に健やかに歴史を重ねることを

スタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。

最後になりますが、お引渡しが終わりではありません。

これからが今まで以上の末永いお付き合いの始まりです。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

〔土間の最終形をみんなで楽しみにしています!!〕