かぞくのじかん

こどもは風の子、元気な子

ここは、朝日が優しく照らす佐土原町のとある場所。
本日はここ、”かぞくのじかん”の地鎮祭。
開式までの間、お施主のM様やご両親は楽しみにしていた建物の縄張りを見たり、スタッフと話をしたり、和やかな時間が過ぎていきます。

Kくん、なんと半袖・半ズボン!こどもは風の子、元気な子とはまさにこのことでしょう。お兄ちゃん、ますます逞しくなってきました。

待ちきれない子供たちは土にお絵かきしておおはしゃぎ。将来の夢はお家の設計士!・・になってくれるかもしれません。

いよいよ開式。地元の宮司さんが祝詞を読み始め、朝の静かな住宅地に高らかな声が響き渡ります。

玉串奉奠。ご家族全員で玉串を捧げ、二礼二拍手一礼。★柄ズボンの似合うSくんもちゃんと一緒にできたね。

神酒拝戴。こんな経験はお子さん達にもなかなかないものです。Tくん、ちょっと緊張。お父さんお母さんが優しい顔で見守ってくれています。

工事の安全とM様ご家族の益々の繁栄を願い、参加者全員そしてこの地にもしっかりと飲んでいただきました。

男の子3人、毎日元気いっぱいのM様ご家族の物語。

その名は、”かぞくのじかん”。皆さんにもなんとなくこの言葉の真意が伝わってきたのではないでしょうか。
まもなく工事着工です。引き続きお楽しみください。

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ひなたぼっこのじかん

みなさんにとって、”かぞくのじかん”とはどんなときでしょう?

「朝おはようと言うとき、いってらっしゃいと送り出すとき、日中お子さんたちが走り回る音を聞くとき、公園で一緒に遊ぶとき、旅行に行ったとき、夕食のだんらんのとき、お子さんの寝顔を見ているとき」など数えきれないほどあるでしょう。そのすべてが大切なかぞくのじかんといえます。そのほとんどは家のなかで生まれ、育まれるもの。だから、皆さんは真剣にそして本気で家づくりをされているのです。

そんなじかんを長きに渡り夢みていたご家庭がここにもありました。M様とWDが出会ったのはもう何年も何年も前のこと。いつも真剣で人間味あるM様ご家族の「今」の想いをお聞きしてから1年。まもなく地鎮祭。今日はそんな祭事の前にスタッフが敷地中を走り回っていたお話。

ichiro&hizaコンビ、いやもうバディとでも言いましょうか。今回も登場。まずは境界標を確認し、基準点を決めます。

慣れた手つきで、100坪を優に超える広大な敷地に次々と白い絵を描いていきます。

二人に現場を任せ、わたしは近隣の方々のところへ地鎮祭のご案内に。途中、ひなたぼっこで気持ちよさそうな猫にほっこり。

縄張りを終え、最後に皆でテントを設置して準備完了。

”かぞくのじかん”は長い時を経て、まもなく地鎮祭を迎えます。
本年も引き続きお楽しみください。

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気持ちは一昼夜

師走のとある日、今日は”かぞくのじかん”現場の地盤調査。
この日は今冬には珍しく、昼間から肌寒さを感じるほど風が強い日。昼すぎから地盤専門調査員による作業が開始されました。計測ポイントは5点。建物を配置する四隅が計測ポイント①~④、対角の交点が⑤です。

実際にはこのように対角に巻尺を張って交点⑤を出します。

敷地周辺の現況確認。

敷地内外の高低差を調査。

今日もまた例の赤いマシンが姿を現します。

貫入できなくなると機械は停止します。そこが本当に支持層かを確認するため、上端にキャップを取り付け、金槌で5回打撃を加えます。再稼働しても貫入しなければそこが支持層、計測終了となります。

土地によっては、止まる→打撃→入る→止まる→打撃の繰り返しになる場合もあります。また同じ敷地内であっても同じ地層とは限りません。単純な深さだけでなく、入り方によっては調査にかかる時間にも大きな差がでます。今回は長期戦の様相を呈してきました。

先端部のスクリューはこのようになっています。ここに100キロの力を加えて貫入することで情報を収集し、リアルタイムでデータが送られ、コンピュータ解析される仕組みです。通常2~3日で解析結果が届きます。

ジワリジワリ作業は夕方になっても終わらず、気が付けば夜に・・・。あとちょっとなのに・・。ここまできたら今日やりきるしかないと考えた私は、近くで明かりのついているお宅に説明に伺い、少しばかり作業を延長させていただけることに。

それから30分ほど・・・。ついに赤いマシンはお役御免となりました。

寒かったこともあってか気持ちだけは一昼夜の作業。近隣にお住いの皆様、このたびの作業にご協力下さり誠にありがとうございました。

“かぞくのじかん”、来年もご家族でお楽しみください。

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成すべきことを成す

おじいちゃんちの取毀工事をおえた”かぞくのじかん”現場では、次なる工事に着手しました。

敷地の一部にブロックが立っていないため、このまま工事を進めては土が隣地にこぼれ出てしまう恐れがあります。そのため、ここに土留ブロックを立てます。

まずはベースコンクリートを打つために床掘りから始めます。現況高から深さ約1m30cmほど堀り進めます。

小型のユンボは小回りが利くため、作業は軽快。

ベース用の型枠を組み、等間隔で鉄筋を組んでいきます。

生コン車からベースコンクリートを流し込み、天端は左官仕上げ。

数日後、型枠をばらせばご覧のように美しいベースがお目見えに。つなぎ合わせる間知ブロックとの関係でコンクリート厚は30cmオーバー。

早速、ベースの上にブロックを積んでいきます。

土を埋め戻ししながら、さらに積んでいきます。

上からみるとこのようになっています。緑の水糸は予定ライン。ばっちり合っていますね。

不要なブロックや古くなった化粧ブロックを切断・処分し、その天端を仕上げれば、この通り。

“かぞくのじかん”現場は地盤調査に入ります。
みなさん2019年も残り僅かですね!どうか、ご安全に。

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おじいちゃんちから紡ぐべきもの

着工に向け、予定通りにすすむ”かぞくのじかん”現場。

本日は前回お話ししましたM様思い出いっぱいの「おじいちゃんち」の取毀工事。わたしにとっても何度かこちらにお招きいただき、お打ち合わせさせていただいた場所でもあります。

毎日毎日大切に手入れをされていたお庭。M様にとっても大切な思い出の空間。

写真はキンモクセイ。ほかにも春先に大きな葉をつけ、綺麗な花が咲くモクレンなど彩豊かな木々。

解体工事開始。内壁、サッシ、畳上げなど次々と工事が進みます。

内部解体完了。艶やかで美しい床柱や趣のある欄間。その1つ1つに建設当時のこだわりが感じられたお家。

つづいて外部。屋根瓦、外装材などを外していきます。

いよいよ本体の解体工事。建物に水をかけながら、周辺の建物や車などへ破片や粉が飛散しないよう注意しながら作業します。

水道管が近くにある場合は、破損等の二次被害防止のため、さらに細心の注意が必要になります。写真のように重機+人力といった方法で時間をかけて慎重に進めます。

最後はお庭にあった大きな石を撤去し、整地。

すべての解体工事が完了。

建築という仕事に携わっていると、そこにある様々な想いを感じとることができます。わたしも建物を解体するときは、正直、やるせない気持ちになる時があります。必要がなければ解体を勧めることは決してありません。家づくりをする上でベストな方法を考え抜いた末の判断であれば、それは必要な工事となります。たとえどんな選択になっても、人々の想いはしっかりと、そして力強く、受け継がれていくもの。私たちはそれを家というカタチにして、そこに住まうご家族へと「想いを紡ぐ」使命があります。

M様ご家族がここであんなことしてくれるといいな~。この空間ではこんな姿がみえるな~などと一人思いにふけながら、感慨深く現場を見つめ続けるのでした。

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