COCOKARA 2020

番付け

遣り方出しを終えたCOCOKARA2020の番付けを
するため熊本のプレカット工場に行ってきました。

この日熊本地方の天気予報は曇り時々雨
天気が良ければ屋外で行うのですが、
今日は工場内の一部をお借りして
先ずは使用する柱をすべて並べてから
1本1本、四面の顔を吟味して化粧で
表に現す面を決めていきます。

次はいよいよ番付け本番です!
この柱はこの位置でこちら向きに
という具合で印をつけていきます。
柱に記した文字は字前と言って
通常棟上げをする時に南側から
文字が見えるように書きます。
ですが、実際に現場で建てる時は
綺麗に仕上げてきますので表面の文字は
消えて見えなくなります。

柱の番付けが終わり、場所を移動して
次は梁材の番付けです。
ここでも1本1本それぞれの面を確認していきます。

 

梁は1階のリビング天井部分そして2階はすべてが
が化粧で現しとなりますので、番付けしながら
配置する場所と向きを決めていきます。

 

ウッドデザインの建物を磨くはこの番付けから
すでに始まっているのです。
ここから約2週間、磨きあげてきますので
今しばらくお待ちください。

ご協力いただいた高嶺木材のお二方には
暑い中、本当にありがとうございました!

 

ここから。。

遣り方を終えここから始まる『 COCOKARA 2020 』の現場の工事。。

いよいよ基礎工事の着工です。
遣り方でだした “ 囲いの中の情報 ”をもとに重機で余分な土砂を鋤取り、砕石をいれ転圧をかけていきます。この時点で平坦ではありますが基礎の原型ができました。

ここからは基礎の骨組みを造る配筋作業です。
図面をもとに工場で加工をくわえて鉄筋を一本一本現場で丁寧に組上げていきます。

こちらが綺麗に組上った配筋です。
職人さん達の腕の良さならびに作業への丁寧さが伝わってきます。

そして先日、第三者機関であるJIOの配筋検査を受けました。
いつものことながら綺麗な配筋を誉められ適合の判定を頂いております。

囲いの中の情報。

地鎮祭から約1ヶ月、申請等の手続きや仮設電気等の手配などが済み  “ 遣り方 ” を行った『 COCOKARA 2020 』の現場。。

“ 遣り方 ” は基礎工事を行ううえで必要な墨出し作業です。
建物の配置の約1m外側に杭を打込み、貫板を水平に取付けた囲いのようなものです。いつもならそのまま杭を打込んでいくのですが……..、
地盤調査の際も杭が入っていかなかったこともあり、先の尖った鉄杭を打込み下穴をほがす作業から始めました。

次にその下穴にむけて杭を打込んでいきます。本日の午前中の天気は曇り日差しが無い分涼しい中での作業かと思いきや連日の雨の後もあり蒸し暑く、杭を打込み終わる頃には汗だくになってしまいました。
こんな日は熱中症にも気を配りこまめな水分補給も欠かしません。

しばしの休憩を挟んでの貫板の取付けです。
水平に取付けられた貫板の上端は設定された地盤面から500上がりを表しています。

最後に配置図より基準になりそう一辺に水糸を張りトランシットを使って直角を出します。それを基準に図面中の【 X  1 】や【 Y  1 】などの通り芯の墨を貫板にだしていきます。

墨出しが終えると “ 遣り方 ” の完成です。
水平に取付けられた貫板の高さひとつ見てもこの囲いの中には基礎工事に必要な情報がたくさん詰まっています。

 

送り梅雨 花待つ地にて 地鎮祭

柄にもなく、タイトルを五七五調にしてみました。
きっと、プレバトの夏井先生が添削したら、
「もっと、言葉をお勉強してきなさい!!」とのお叱りを受けることになるでしょう…トホホ。

ここ下北方町「COCOKARA 2020」の現場では、宮崎神宮の神官にお出ましいただき厳かに地鎮祭が執り行われました。

梅雨の仕上げかと思われる雨も、この地での家づくりの前途を祝してお清めしてくれたようです。

式の途中で、神官さんが二度「オ~~」と声を発します。以前から不思議に思っていたので、この機会にちょっと調べてみました。
これは「警蹕(けいひつ)」と呼ばれるものなのだそうです。
「今から神様がこの地にお出ましになりますよ。」あるいは、「神様が天に帰られますよ。だから、失礼がないようにかしこまっていなさい。」という意味があるのだそうです。(大名行列の”下に~下に!”のような役割かな?)

いつもの地鎮祭では、この警蹕の「オ~~」を聞いたちびっ子たちが笑ったり、びっくりしたりして、ヒヤヒヤすることもあるのですが、今回は終始厳粛な雰囲気での地鎮祭でした。

式後、お施主様には、建物配置の確認と簡単な打合せ、ご近所様への着工ご挨拶を済ませていただきました。

ご近所様へのご挨拶が済むと担当者として何となくホッとしてしまうのですが、これからが本番。
施工させていただくWDも、工事が安全かつ円滑に進捗するように、そしてこの地でのお施主様の暮らしに花が咲くよう、気持ちを新たにいたしました。

 

 

「COCOKARA 2020」プロローグ 

「COCOKARA 2020 」の物語が、宮崎市下北方町のこの地で始まります。

このネーミングには、子育てを卒業されたナイスミドルのご夫婦お二人の第2の人生が、「ここからはじまる」という思いが込められています。

家づくりのパートナーとしてウッドデザインを選んでいただいたお施主様に、ご信頼・ご期待以上の感動の家がお引渡しできますよう、社員一丸で丁寧に施工させていただきます。

それでは、家づくりのプロローグとも言える「地盤調査」の様子を報告いたします。

午前9時
雨の中、調査会社のスタッフさん2名が到着。
調査主任は、にこにこと優しげな女性の方でした。作業員の方は、山羊のような白い顎ひげが印象的なおじ様でした。

まず、配置図を基に測定場所を特定する作業です。

そして、設置したのがこのIGPという調査機器

♪燃える男の真っ赤なトラクター♪(わかる人は私と同世代?)のような精悍なボディー

地盤調査は、目には見えない部分ゆえに、データの妥当性、分析結果の信頼性が問われます。そこで、この機器は不正防止のためにデータを本部に自動転送する機能を搭載しており、現場と本部でデータをリアルタイムに共有し、調査データによってはその場で追加調査の指示が送られてきます。

そして、先端がとがった鉄棒を回転させながら地中に貫入していき、データを収集していきます。
地盤がユルユルだと鉄棒につけた錘の自重で無回転で貫入していきます。
逆に地盤が硬い場合は鉄棒を回転させながら貫入していき、その必要回転数で硬さを割り出していきます。

ところが、地中に石ころやセメントガラ等の硬いものや岩盤があった場合は回転させるだけでは貫入できない場合があります。そんな時は、下の写真のように打撃貫入を試みます。

鉄棒をハンマーで力一杯叩いて貫入を試みます。

が、しかし、いくら叩いても貫入していく気配はありません。(見ていて申し訳けない気持ちになるくらい作業員さんは、ゼーゼー言ってます。)
10回ほど叩いた結果、貫入0cm。これ以上は無理ということでこのポイントは調査終了。

93cmで試験終了

そして、次のポイント。

このポイントも何か硬い物体に当たって21cmで打撃貫入もできない状況。

すかさず、本部からポイントを若干ずらして再調査の指示があり、再調査しましたが、それでも結果は同じ。

ついに人力でポイント周辺を掘って、硬い物体の正体を突き止めるよう本部から指示があり、


人力による掘削。女性の主任もゼーゼー言ってます。

何度トライしてもこれ以上掘れません。
ってことで、証拠写真撮影。

見た目はコンクリートガラではなく、自然石だろうとの推測ですが…

念のため、

鉄棒の先端にフェノールを噴霧中

鉄棒の先っぽにフェノールフタレイン溶液を噴霧。
コンクリートガラなら、コンクリートのアルカリに反応して先端が赤紫色に変色するのだそう。

数分待つも、結果、

ご覧のとおり、変色なし。
巨大な自然岩が埋まっているか、岩盤に到達という推定で、調査終了。

終わってから作業員さんが一言。「こんなに体力使った現場は初めてじゃわ」
作業を見守ったかぎりでは、非常に強固な地盤だと思いますが、本部の解析が出るまでは安心できません。

そして、1週間後、解析結果の報告。「地盤改良の要なし」

これでやっとほっと出来ました。