kit

あの景色を求めて

土台敷きを終え、足場の架かった “Home Sweet Home”は建て方工事(棟上げ)を迎えました。前日までの強風から一転、風はほとんどなく、一日晴れ渡る予報の最高の棟上げ日和。三角形の土地には早朝から大工さんが次々と集まり、W棟梁の用意されたホっとコーヒーを飲み、これからの体仕事に備えます。

朝8時、WD赤ヘル軍団の朝礼。お施主のM様の事、本日の工事内容、道路使用許可状況や注意点など、最新情報を現場員全員で共有します。

工事開始。先日の再会からすぐに冬眠(再養生)されていた柱に越冬を伝え、早速立てていきます。

柱が正しい位置に配置されているか、また化粧面の方向に誤りがないか、監督のichiroがすべてチェックします。工事開始してまもないですが、いきなり重要なポイントがあるということですね。

柱を立て、梁を組み、二階の床(構造用合板)を敷いたところで最初の休憩。M様奥様から差し入れをいただき、赤ヘル軍団も体力回復。

休憩を終え、作業再開。まずは二階の柱から。柱の断面を上から撮るのはわたしの十八番ショット。左側で今後は代表のyamadaが柱位置を確認していますね。

つづいて、二階梁組、三階床敷き。この日WD赤ヘル軍団より高い位置にいた方はいなかったのではないでしょうか。

三階の柱、梁まで組んだところでお昼の休憩時間となりました。

M様ご主人はお仕事の関係でどうしてもお越しになれなかったのですが、奥様が素敵なご挨拶をしてくださいました。代表のyamadaもなんだか奥様のお父さんのような顔で話を聞いていました。ボリューミーなお弁当に加え、レタス巻きまでご用意していただき、大工さんも体力全快に!!M様ありがとうございます、御馳走様でした!(WDスタッフ・大工一同)

午後からの作業開始。すると、お向かいの方から「家からすごくよく見えるので良かったら見ていかれませんか??」と思いもよらないお声掛けが。折角のお誘いに甘えてお邪魔させていただきました。江南の方ではなかなか新築の住宅が建たないようなのでお住いのご夫婦共にここから作業を眺めるのは楽しいんですとおっしゃって下さいました。

素敵なご近所の皆さんに支えられている現場にいよいよ屋根用パネルが架かり始めます。

ほとんどの工事を終え、みな最後の休憩時間。わたしは三階へと駆け上がります。今回の棟上げでわたしの肝はこちらの一枚の写真。ここからの見渡す風景はわたしとお施主様とのある約束の場でもありました。詳しくはいずれご紹介しますね。

すべての工事が終わり、ブルーラッピングも完了。最後にはご主人も駆けつけ、みなへの労いのお言葉と赤ヘル軍団との記念撮影ができました。

“Home Sweet Home” 上棟。

M様、本日は誠におめでとうございます。(WDスタッフ一同)

kit

COCOKARA2020 エピローグ

「COCOKARA2020」現場ブログもついにエピローグ。

早いものでお施主様と出会って一年の月日が経ちました。そう、ウッドデザインが手掛ける「木の家」には時間がかかります。一つ一つ手づくりで造りあげることを大切にしているためです。だから時間はかかります。でも、だからこそ、そこに想いが生まれ、新しい物語が生まれ、それがお施主様と私たちだけの唯一無二の価値となる。私たちが目指すのはそういう家づくりです。

今年の流行語大賞にノミネートされるかもしれない、あるお笑いコンビの「時を戻そう」という言葉。私にもとうとう使える機会がきました!

「時を戻そう」

時は如月の初旬に遡り・・。
本日は完成見学会に向けた薪ストーブの試運転・火入式。

ヤマカナさんから薪ストーブの基本操作や仕組み、使用時における注意点などの説明を受けていただきました。

早速、実際に体験していただきます。ご主人が焚付用の薪を組み、火を入れます。

すると、煙突からモクモクと煙が出てきました。着火時には毎回このように煙が出るそうです。火が安定し、薪ストーブ内の温度が一定以上になると煙は見えなくなります。これなら住宅街でも安心して使用できますね。

続いて奥様も。本日は火入れにより、予めストーブ内の余分な水分や塗料を排煙することが主な目的となります。

気がつけば、みんな火の虜になっていました。手前に映っている現場監督のichiroも正面からみたらきっと緩んだ顔をしていたことでしょう。いや、私はちゃんと見たんです。顔はお餅のように横に伸びていました!!

火入れ式が終わり、ichiroより器具類の説明。奥様、楽しそう。

水栓や給湯器の操作方法・コツを説明しています。

木製掃き出しサッシの鍵のかけ方について。

ロールスクリーンの種類とカラーの最終確認。

器具類の説明を終え、完成見学会を終え、最後の磨き・社内検証会を終えました。さて、

「時を戻そう」

時は如月の暮れ。
ついに、COCOKARA2020、お引渡しの日を迎えました。

奥様が後ろで見守るなか、ご主人が工事キーから本キーへと鍵穴を更新されました。

お施主様も名残惜しそうにスタッフ一人一人に話をしてくださいました。この瞬間って・・・本当泣けてきます。

yamadaと楽しく談笑。ご夫婦ともにウッドデザインの家づくりのことならもう一流かもしれません。

さて、これからCOCOKARA2020はどんなお家になっていくのでしょうか。とても楽しみですね。

家づくりを検討され始めてから、ハウスメーカーさんや工務店さんの見学会にもたびたび足を運ばれたそう。その中で弊社、ウッドデザインと出会い、お選びくださったお施主様。いただいたご期待と想いにいつまでも寄り添えるよう、私共はより一層精進いたします。これから、温かい木の家で温かい暮らしを心ゆくまでご堪能ください。

本日は誠におめでとうございます。今後ともよろしくお願いします。(WDスタッフ一同)

kit

ここからはじまる新たな物語(後編)

WDスタッフの想いを込めた最後の磨きのあとは、社内検証会。

検証会に入る前に・・
私なりに感じてきたCOCOKARA2020、その思い出とともに。

建築予定地、物語の始まりはCOCOKARA。

そして地盤調査。強固な地盤でしたね。

地鎮祭、雨降ってさらに地固まってしまいました(゚Д゚;)

その地に足場がかかり・・

とうとう棟が上がります。代表のyamadaも奮闘。

建ててくれた棟梁、大工さんたちと一緒に。

そこに屋根がかかり、壁が仕上がりました。

お施主様の感性とWDの感性を擦り合わせる現場打ち合わせ。

使い方、利便性などを考えて、デッキの高さを決めましたね。

現場のコミュニケーションは最も大切。現場はいつも和やかでした♪

現場監督のichiroと棟梁たちは随時打ち合わせます。私たちにとって見慣れた風景ですが、私はこういう時間が好きでした。

丁寧に丁寧に仕上げてくれる職人さんたち。

グランドカバーにはサギゴケ。美しいお庭になるのを見るのがこれからの楽しみの一つになりました。

そんなCOCOKARA2020をみなさんに初お披露目となった完成見学会。雨にも関わらず、会場は常に超満員。

そんなお施主様と私たちの想いがたくさん詰まったCOCOKARA2020
とうとう、検証会の日を迎えました。


代表のyamadaもニコニコです。


恥ずかしながら私もいつのまにか語っていました。お施主様はここでこんなふうに過ごして、こんな気持ちになって・・とか(;’∀’)

検証会を通して、スタッフみんなでCOCOKARA2020への想いを語り合うことができました。そんな思いの詰まった木の家もまもなくお引渡しをしなくてはなりません。寂しい気持ちがありますが、ここで暮らされるご家族の姿を想像すると自然と笑顔になれます。それが私たちWDの家づくり。

さぁ、まもなくお引渡しです♪

kit

ここからはじまる新たな物語(前編)

完成見学会を終え、しばしの静寂が戻った下北方のCOCOKARA2020
今日は最後の磨きの日。それはつまり、新しいファミリーを綺麗に仕上げる日。私たちにとって木の家は、大事大事に育ててきた我が子のようなものです。その子を送り出す前になにも持たせない親はいないでしょう。最後の磨きで、私たちはここにその想いを擦り込みます。

私なりに感じてきたCOCOKARA2020、その思い出とともに。


監修で代表のyamada。現場に毎日のように通っていました。雨模様に悩まされ、秋口にずれ込んだ棟上げの日も汗だくになりながら構造材をクレーンに括り付けては解き、括り付けては解きを繰り返してくれました。お施主様と一緒に山に入ったこともありましたね。


担当設計のiwa。お施主様とはご自宅でも事務所でもたくさんの時間を共有してきました。住まい手さん側に立った考え方、ライフスタイルをくみとり、その先の未来を見据えたプランを提案してくれました。


担当工務で現場を納めたhira。今日はガスマスク装備で床下の最終清掃。お施主様の好みや性格を理解し、豊富な経験と自身の感性でお施主様だけでなく、私たちスタッフをも驚かせ続けてくれました。





WDスタッフ一丸となり、COCOKARA2020に私たちの思いをこの時間、深くゆっくり刻ませていただきました。

私たちを信じ、いつも温かく見守って下さったお施主様。
そしてその想いに応えるべく、共に行動してくれた仲間、職人さん。
すべてに感謝。

kit
(後編へ続く)

三角形の土地

“Home Sweet Home” の特徴。
それはまず、ベースとなる土地が三角形であること。

家を建てるための土地として一般的に人気があるのは、長方形や正方形のいわゆる四角い土地と言われます。たしかに四角い土地の方が建物の配置がしやすく、自由度が高いため、造り手側としても設計しやすい土地と言えます。だからといって、必ずしも四角でなければならない、三角だからできないということはありません。本日は三角形の土地におけるメリットとデメリットをご紹介します。

図1  ➡ 図2

◆デメリット
1)設計に制限がかかる、価格が割高になる場合がある
土地の形が独特なので、家を建てるには造り手の工夫やアイデア、高度な施工技術が絶対条件となります。例えば、四角い土地の上には同じように四角い家を建てることが一般的ですが、三角形の土地ではそれができない場合もあります。例えば、上の図のようなケースですね。この場合、間取りや窓の配置、近隣住宅との関係など、四角い土地よりもさらに時間をかけて検討しなければなりません。また、建物がでこぼこになることで割高になる場合もあります。そもそも、この場合は外観の見栄えが気になりますよね・・。
2)有効に使えないスペースが生まれやすい
建物の形がいびつな形になると、土地をめいっぱい使うことが難しくなります。同じ大きさの土地で比較すると、四角い土地の方が土地を有効に使うことができます。三角形の土地を購入する場合は、希望する大きさの家が建てられるか、事前に信頼できる工務店の方に相談することが大切ですね。
3)もしもの売却時に高くは売れない
これまでお話したように、こうした土地は家を建てるために工夫が必要だったり、様々な制限を受けたりすることがあります。そのため、不動産売買では使い勝手がいい土地とは言えず、いざ売却しようとする時は高価な額にはなりにくいです。

◆メリット
1)個性的な家を建てられる
土地の形が特異なので、建物も個性的なものを実現できます。せっかく建てる家だから、自分だけの個性が光る家を建てたい、という方に向いています。
2)ライバルが比較的少ない
一般的には人気がない土地なので土地探しの競争相手が少ないです。急いで決断することなく、周辺環境や他の土地と比較することができます。
3)土地代や税金が安い
同じエリアの四角形の土地と比べて価格は割安。資産価値としても低く評価されるので、不動産を買うと毎年かかる固定資産税も安くなります。

三角形の土地は使い勝手が悪い反面、土地代や税金が安いなどのメリットがあります。また、設計や施工に自信のある工務店であれば、有効な敷地利用が可能なプランを描けますし、でこぼこしないように造ることもできます。「一般的に人気がないから…」という理由でこうした土地を避けるのではなく、メリットとデメリットを理解した上で、ご自身の考え方、選ばれる工務店の特性に合った土地購入が肝心ですね。

お施主のM様もその点を十分ご理解された上で、私たちがご案内したこの三角形の土地の購入を決断されました。設計面での難題は多々ありましたが、それらを乗り越えたからこその魅力たっぷりのプランになっていると思います。これから現場が進むごとに施工面でもそれらが反映されてきますので、益々楽しみが増えますね。

さいごに・・

先日の池内町での完成見学会にお越しになられた際のM様ご家族。
Uちゃんもヤマカナさんの薪ストーブに興味をもったようでした☆

kit