日別: 2019年7月6日

樹液

熱くて、うっとおしいこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日の川南町「DEEPWOODS」の完成見学会の敷地の森では今年初のセミの鳴き声を聞きました。
きっと、カブトムシやクワガタもこの森の木の樹液に誘われてたくさん集まってくることでしょう。

さて、この虫さんたちが大好きな樹液ですが、人間界でも身近な存在ですよね。

私が大好きなメープルシロップ😋

これは、「サロウカエデ」の樹液を煮詰めて作ったもの。

「ウルシ」の樹液で作った塗料は漆器の塗料として。

「ゴムノキ」の樹液は、天然ゴムの原料など。

そして、野球のピッチャーや体操選手が滑り止めとして使う「ロージンバッグ」には、
松の樹液「松ヤニ」の乾燥粉末が入っています。

さて、この各種の樹液。
もともとは、その樹木が精製した天然の治療薬のような役割をもっており、
木の表皮が剥がれたり、傷ついたりしたところに、樹液が沁み出してきて
傷をふさぎ、細菌やカビ等から身を守る効能があるそうです。

それを人間の知恵でうまく人間の生活に役立たせているわけで、実にありがたい存在です。

「が、しかし。」です。
この樹液。わがウッドデザインにとっては必ずしもありがたいだけのものではありません。

皆様ご承知のとおり、ウッドデザインの玄関ドアは無垢材を使用しています。

樹種は「米松」など。
松ですので、当然「松ヤニ」が含まれています。
寒い時期は、板の内部で固化していてじっとしてくれていますが、
熱い時期になると、ドロドロベトベトした液体状になり、表面に沁み出してくる場合があります。

ちょっと見、「害虫の卵」とか「カビ」のように見えるのですが、
これが、沁み出して来た「樹液」が固化したものなのです。

このツブツブを放置しても、性能低下をきたすようなことはありません。

が、やはり見た目が良くないので、気になる場合はこれ。

天然オレンジオイルを主成分とした環境にもやさしい「ディゾルビット」
キッチンの油汚れ、マジック、シールの糊残りの除去などにも重宝します。

わが社の社長があらゆる商品を使ってきた中での一押し商品。
これをウェスなどにシューして、やさしく拭き拭きするだけです。

このような現象も、天然素材を活かした家づくりならではの「発見」としておおらかな
気持ちで慈しんでお住まいいただけたらと思います。