日別: 2019年5月19日

おきよ丸

先日宮崎神宮を訪れ、宮内をウロウロしていると、

壁の無い小屋の中に、どこかで見たことのある

大きな舟がありました。

この見覚えにある舟は、宮崎神宮大祭(通称:神武さま)

神賑行列に登場している『おきよ丸』と言う古代舟です。

日向を治めていた神武天皇が、全国統一のため東方に向け

出発する際、急遽明け方に出発命令が下されたため、

滞在していた美々津の家々の戸をたたき「起きよ、起きよ」と

触回り、出発に間に合わせたことから『おきよ丸』となったと

言われています。

調べてみると、飾られてある『おきよ丸』は、西都原古墳群から

出土した舟形の埴輪から再現され、県産の杉を用い、綾町の工芸家が

3ヶ月を掛け制作したそうです。

制作費は1,000万円。すべて寄付とのことです。

この舟を見ていると、神話とはいえ、木造の舟でよく無事に

大阪あたりまでたどり着けたものだと感心します。

つかの間ではありますが、古代のロマンを感じた出来事でした。