組み終わった鉄筋に、熱い視線を向ける人がいます。
第三者機関の検査員の方なのですが…厳しく、細かくチェックされます。
質問もたくさんされるので気が抜けません。
今回も何の問題もなく検査は終了。
いろいろなアドバイスを、大きなゼスチャーを交えて私達に与えて帰られました。
やはりこの方も、間違いなく建築好きなんだと思います。
キラキラと…
朝顔をあわせると、挨拶がてらに「今日も暑いね〜」と口に出すようになりました。
昼間、現場の気温はかなりのもの。職人さんそれぞれ暑さ対策を始めているようです。
写真で紹介するのは大工さん。
まるでブラジルのコーヒー農園で働く人みたいです。
自分では「寅さん」を意識していると言っていましたが…。
暑さ対策ではないのですが、土間の仕上げが洗い出しとなっている為、今回も大変な作業に挑んでいる職人さん達がおります。
しかし、昼間一番暑い時間に水が使えるのが嬉しいらしく、ニコニコしながら作業を進めておりました。
気が付けば夕暮れ。
夕陽が、洗い出した水に反射してキラキラと美しく映っておりました。
現場は引続き植栽・造園工事に移ります。
灼熱の太陽のもと…
梅雨も明けまして、本格的に暑い夏がやって参りました。
「都城 庄内の家」はそんな夏の強い陽射しが照りつける中、順調に作業が進んでおります。
現在は基礎工事中、砂利を敷いたり鉄筋を組んだりと汗だくになりながら作業を進めています。
暑い中大変だな…しかしよく見ますと、作業を行う職人さんはみんな袖の長い服を着ています。
暑くないのか聞いて見たところ、この方が体が疲れないとのこと。
なるほど、直接日光が当たらない分体温が上がりにくいのかもしれませんね。
でももう少し、鍛えてから真似しようと思うTEZUKAMANでありました。
完了検査終了
本日、無事に完了検査が終了いたしました。
もちろん、何も問題なく合格です。
オリジナルキッチンや造作家具に話が及びますと話が長くなりまして…。
結局、検査に1時間以上かかってしまいました。
工程からいえば、これからはディテールを整えていく作業になります。
妥協する事なく突き詰めて行きます。
鎧を着る家
だんだんと家に色がついてきました。
道を通る人も、不思議そうに眺めて行かれます。
「土間のある暮らし」は、現在外壁工事真っ最中。その全貌が少しずつ明らかになってきました。
多いところで三重になる外壁は、厚みが20ミリを超えます。
材料の継ぎ目もなく、水の侵入も簡単には許しません。
末永くこの家を守ってくれるでしょう。
黒く艶やかな仕上がりは、まるで戦国時代、武士が身に纏う鎧のようなイメージを受けます。
長く続く雨の影響で、思うように外壁が貼れないのですが、もうすぐ完了の予定です。