送り梅雨 花待つ地にて 地鎮祭

柄にもなく、タイトルを五七五調にしてみました。
きっと、プレバトの夏井先生が添削したら、
「もっと、言葉をお勉強してきなさい!!」とのお叱りを受けることになるでしょう…トホホ。

ここ下北方町「COCOKARA 2020」の現場では、宮崎神宮の神官にお出ましいただき厳かに地鎮祭が執り行われました。

梅雨の仕上げかと思われる雨も、この地での家づくりの前途を祝してお清めしてくれたようです。

式の途中で、神官さんが二度「オ~~」と声を発します。以前から不思議に思っていたので、この機会にちょっと調べてみました。
これは「警蹕(けいひつ)」と呼ばれるものなのだそうです。
「今から神様がこの地にお出ましになりますよ。」あるいは、「神様が天に帰られますよ。だから、失礼がないようにかしこまっていなさい。」という意味があるのだそうです。(大名行列の”下に~下に!”のような役割かな?)

いつもの地鎮祭では、この警蹕の「オ~~」を聞いたちびっ子たちが笑ったり、びっくりしたりして、ヒヤヒヤすることもあるのですが、今回は終始厳粛な雰囲気での地鎮祭でした。

式後、お施主様には、建物配置の確認と簡単な打合せ、ご近所様への着工ご挨拶を済ませていただきました。

ご近所様へのご挨拶が済むと担当者として何となくホッとしてしまうのですが、これからが本番。
施工させていただくWDも、工事が安全かつ円滑に進捗するように、そしてこの地でのお施主様の暮らしに花が咲くよう、気持ちを新たにいたしました。

 

 

「COCOKARA 2020」プロローグ 

「COCOKARA 2020 」の物語が、宮崎市下北方町のこの地で始まります。

このネーミングには、子育てを卒業されたナイスミドルのご夫婦お二人の第2の人生が、「ここからはじまる」という思いが込められています。

家づくりのパートナーとしてウッドデザインを選んでいただいたお施主様に、ご信頼・ご期待以上の感動の家がお引渡しできますよう、社員一丸で丁寧に施工させていただきます。

それでは、家づくりのプロローグとも言える「地盤調査」の様子を報告いたします。

午前9時
雨の中、調査会社のスタッフさん2名が到着。
調査主任は、にこにこと優しげな女性の方でした。作業員の方は、山羊のような白い顎ひげが印象的なおじ様でした。

まず、配置図を基に測定場所を特定する作業です。

そして、設置したのがこのIGPという調査機器

♪燃える男の真っ赤なトラクター♪(わかる人は私と同世代?)のような精悍なボディー

地盤調査は、目には見えない部分ゆえに、データの妥当性、分析結果の信頼性が問われます。そこで、この機器は不正防止のためにデータを本部に自動転送する機能を搭載しており、現場と本部でデータをリアルタイムに共有し、調査データによってはその場で追加調査の指示が送られてきます。

そして、先端がとがった鉄棒を回転させながら地中に貫入していき、データを収集していきます。
地盤がユルユルだと鉄棒につけた錘の自重で無回転で貫入していきます。
逆に地盤が硬い場合は鉄棒を回転させながら貫入していき、その必要回転数で硬さを割り出していきます。

ところが、地中に石ころやセメントガラ等の硬いものや岩盤があった場合は回転させるだけでは貫入できない場合があります。そんな時は、下の写真のように打撃貫入を試みます。

鉄棒をハンマーで力一杯叩いて貫入を試みます。

が、しかし、いくら叩いても貫入していく気配はありません。(見ていて申し訳けない気持ちになるくらい作業員さんは、ゼーゼー言ってます。)
10回ほど叩いた結果、貫入0cm。これ以上は無理ということでこのポイントは調査終了。

93cmで試験終了

そして、次のポイント。

このポイントも何か硬い物体に当たって21cmで打撃貫入もできない状況。

すかさず、本部からポイントを若干ずらして再調査の指示があり、再調査しましたが、それでも結果は同じ。

ついに人力でポイント周辺を掘って、硬い物体の正体を突き止めるよう本部から指示があり、


人力による掘削。女性の主任もゼーゼー言ってます。

何度トライしてもこれ以上掘れません。
ってことで、証拠写真撮影。

見た目はコンクリートガラではなく、自然石だろうとの推測ですが…

念のため、

鉄棒の先端にフェノールを噴霧中

鉄棒の先っぽにフェノールフタレイン溶液を噴霧。
コンクリートガラなら、コンクリートのアルカリに反応して先端が赤紫色に変色するのだそう。

数分待つも、結果、

ご覧のとおり、変色なし。
巨大な自然岩が埋まっているか、岩盤に到達という推定で、調査終了。

終わってから作業員さんが一言。「こんなに体力使った現場は初めてじゃわ」
作業を見守ったかぎりでは、非常に強固な地盤だと思いますが、本部の解析が出るまでは安心できません。

そして、1週間後、解析結果の報告。「地盤改良の要なし」

これでやっとほっと出来ました。