桜は花に顕われる

「桜は花に顕われる」

平凡な人々に紛れていた人間が、何らかの機会に優れた才能や美しさを発揮し現すという言葉です。

そして「an earth floor」もその時がやって来たようです。

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この日の桜は7分咲きくらい。
「よし!満開の桜で上棟がむかえられるぞ!」
密かに狙ってはいたのですが、現実になると「興奮」してしまいます。

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まずは材料の搬入から始まります。
雨や朝露・夜露から材料を守るためにシートを被せて養生をしますと…

いつものように、新富町に5つ目の「ブルーシート・マウンテン」がそびえたちました。

これで「棟上げ」の準備が完了、その日を待つのみになりました。

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そして 棟上げ当日の朝がやってきました。
朝8時、作業開始前のミーティング風景。危険予知、注意事項の伝達など 現場担当の平岡君が現場を仕切って行きます。

いよいよ「an earth floor」の棟上げがはじまりました!

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百戦錬磨の大工さん達、瞬く間に柱を建て、梁や桁を組んでいきます。

そして、以前のブログにて紹介したのですが、深夜に及ぶ構造部材の打合せによって 何の問題もおきません。
大工さんの手を止めることなく、とてもスムーズに 確実に 現場が進んで行きました。
技術力の高さが証明される瞬間でもありました。(山田さん、平岡君 ありがとうございます!)

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作業も進み10時の休憩の時間。

奥様より差し入れをしていただきました。
春に食べるお団子の美味しいこと美味しいこと…。

こちらも瞬く間になくなってしまいまして、美しくデコレーションされていたお団子が写真の通り歯抜けになってしまい、この後すぐに売り切れてしまいました。(U様、ありがとうございました。)

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作業も中盤をむかえました。

ここで切りよく昼食となります。現場近くの広場にて大きなブルーシートを敷きまして。
桜の花を愛でながらのランチタイム。
ここでも奥様より、美味しいお弁当と、金沢仕込みの「トン汁」をいただきました!

お腹もいっぱい、お花もいっぱい満喫して 贅沢なお昼の時間となりました。

朝 早くから仕込や準備をしていただいきましたU様、心から感謝致します。

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さあ午後からも作業が続きます。
最後の桜とのショットとなるでしょうか、クレーンをバックに桜が満開ですね。

その後も、なんの問題もなく作業が進みます。
そして無事に「an earth floor」の棟上げが完了したのでありました。

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工事が終わり、U様よりお土産もいただいた私達。

写真はお土産を大工さんに手渡している息子さんのコウ君。
来年はここから小学校へ通うんだよね。嬉しそうに飛び跳ねていました!

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最後にみんなで記念撮影となりました。
仕事で来ることが出来なかった御主人の代役を、ちゃんと息子さんが勤めていらっしゃいましたね!

U様、今日はお疲れさまでした。これからさらに気を引き締めて、スタッフ一同取り組んでいきます!

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この日に合わせたかのように、月の光に照らされて、美しく輝く土間の家。
この家の持つ美しさが、花開く瞬間を御紹介しました。

これからさらに美しさを増す「an earth floor」です。

KNIFE RIDGE~ナイフリッジ

基礎工事が始まって約2週間が経つ新富町「an earth floor」。

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桜の蕾も、もうはちきれんばかりに膨らんでいます。

そしてもう一つ、「基礎」の出来栄えへの期待も膨らんでおりまして!

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おう!真っ白に光り輝く基礎が完成しておりました!
角も「ピシッ」と起っているのが、遠目からも確認できますね。

山岳用語に「knife ridge」という言葉がありまして、意味を簡単に説明しますと
「ナイフの刃のように尖った、切り立った尾根や稜線のこと」を言います。

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まさしく、この「an earth floor」の基礎は その言葉通りの切り立った稜線。鋭いナイフリッジ!

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触ろうものなら、「スパッ」と切れてしまいそうな…(ちょっとオーバーですかね…)
とても美しい基礎となりました。

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そして、ここ。
加工もなにもしていない 本物の写真。ウッドデッキのベース部分の角。心を込めて、一生懸命に仕上げたからこういう角が出るんですね。

さあ、今度はいよいよ木工事が始まります!

ますます美しさを増す 土間の家「an earth floor」でした。

…と、ここで御報告。
実は「an earth floor」お施主のU様。
奥様がお花屋さんにお勤めされておりまして、先日その発表会がイオンでありました。

私も少しだけお手伝いをさせていただきまして、あんまり素敵だったのでここで御報告。

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額縁の制作依頼がU様からありまして、いつものごとく秘密のアジトで制作して納品…。

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数日後、奥様の魔法がかけられて…こんな感じに変身してしまいました!

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作品をじっと見つめる平岡君。
なにか現場のアイデアをひらめいた様子でしたよ。

こんな機会をいただいて、たくさん刺激をいただきました!
ありがとうございました!

基礎工事は梅の香りとともに…

寒さもひと段落して、春まっしぐらの新富町「an earth floor」。

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写真は現場近くの秘密の梅園。
朝の光に照らされて、最後の花盛りを頑張っている梅の花です。

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工程では基礎工事が始まりました。

今回は「土間」がテーマの家となる「an earth floor」。

土間で仕上げられる部分が多くなり、後から「しまった…」が許されません。
配管や配線の位置を、いつも以上に神経質になりながら確認して作業をしているようです。

それもそのはず、部屋の配置が土間により…っと、ここまでしか言えないのですが とにかく後からの工事が許されないのです。(これは今後のお楽しみとしまして!)

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神経質…と言えばこちら。

第三者機関の検査も無事終わりました。
神経質に細かく写真を撮ったり測ったり…。無事に配筋検査も合格いたしました。

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美しい「アート」のような鉄筋組が完成しました。

後は入念に内部の清掃を行い、コンクリートの打設となるのでした。

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一方、事務所の方では 何やら難しい顔をした3人が…。
プレカットの最終打合せを行っていました。

現場を担当する平岡君、躯体そのものを計画する山田社長。
何度も何度も打合せを繰り返して美しい躯体と、建て方当日のスムーズな作業をこの段階で計画しているのでした。

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この打合せ、かなりの「空中戦」でありまして。
平面に描かれた図面なんですが、この三人の目の前には おそらく既に建ち上がった骨組みがありまして…(もちろん、私にも見える…見えるはずなんです!)

「だからまかせて安心なんだな…」と 確信した真夜中の事務所の一コマです。

次回は「驚きの美しさ基礎完成」となります! 

砕いて割って準備します!

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少しづつ寒さもやわらいできました 新富町「an earth floor」。
敷地のすぐ横に立っている桜の木「ソメイヨシノ」のつぼみも なんだか大きく膨らんできました。

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工事の方も「仮設工事」が本格的に始まりました。
この「仮設工事」というものは 建物とは別の工事となるのですが、工事関係の車両が入るのに入りやすく砂利を敷きつめたり…、工事の邪魔になりそうな障害物を取り除いたり…。

一言で言えば、「準備の工事」とでもいいましょうか。

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この準備の良し悪しが、その工事の施工性や段取りに影響するのですから、気は抜けません。
しっかりと注意を払いながら 工事を進めて行きました。

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仮設工事が終わりますと、早速「基礎工事」が始まります。
写真でもお解りのように、スッキリした場内での作業…。なんだかこちらも気持ち良くなってきますね。
職人さんも こころなし楽しそうに作業しているような。

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美しい場所に、美しい現場がある…。
「an earth floor」のこれからが楽しみでしょうがないのです!

次回はもう少し深く「基礎工事」を掘り下げてみましょう。

順調に作業が進む「an earth floor」でした。 

楽しみながら、想像しながら

南国宮崎と言えど、寒い日はあります。
この日の「an earth floor」は、雪が降るかもしれない…とはオーバーですが、寒い朝をむかえました。

そんな寒さに負けず、本日は「遣り方」を行います!

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寒い日こそ体を動かして温まります!
材料の段取りや機具の準備を、まるでマリオが☆を獲得して 「一定時間無敵」になる時の動きを想像していただくと分かりやすいと思いますが…

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全力で作業を進めました。
かなり温かい服装をしてきた私達、写真を見ていただければわかるのですが、既に春の装い。
私も全身が熱くなってきました!

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杭を打ち終わり、今度は板を一定の高さに合わせて打っていきます。
ここは 基本となる高さを決める事にもなりますので、慎重に作業を進めました。

「ここに家が建つのだから…」いろいろな生活のシーンを想像して、ある程度は決まっている基本の高さなのですが 現場で実際にその場所に立ってみて、最終的に決めて行きます。

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「図面に書いてあったから…」そんな言い訳は通用しませんね。
何度も自分達で納得のいくまで、1㎝でも2㎝でも変更していきます。

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写真は「矩」をみているところ。
建物のX軸とY軸が、ちゃんと90°で交わるように、測量機械を使って作業を行います。
ここでも鉛筆の墨の太さで、長くなればなるほど誤差が出てきます。何度も何度も確認をしながら作業を行いました。

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作業開始から、3時間くらいでしょうか…
ようやく「遣り方」が完成しました。

作業が終わって、ホッと一息…。一番大好きな時間なんです。

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こんな美しい土地に、美しい家が建って…。想像するだけでうれしくなってきますね!
あとは、基礎工事。いつでも工事に入って良いように、今度は仮設工事の段取りに移ります。

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「an earth floor」…
広い土地に、自然と共存するかのような美しい木の家。

完成しましたら、お庭で必ず「野宿」させていただこうと思っています。
いまからワクワクしてきました!