そのひと手間が、I LOVE YOU…

最近、雨の続く新富町「縁」の現場。

いつもなら良い天気をお祈りするのですが、こんな天気だからこそ出来る作業がありまして。

それは基礎を洗うこと。
この「縁」のお家は、屋根で温めた空気を、床に蓄熱させて暖をとるタイプのお家。
ですので この段階で、基礎をきれいにクリーニングしておかなければなりません。

巷では、カーリング女子や男子が脚光を浴びましたが、ここ「縁」でも「スイ―プ」を一生懸命行う「デッキブラシおじさん」が頑張っています。

「このひと手間」が、後々の作業の効率やお引き渡し後のメンテナンスにも影響してくるのは言うまでもありません。

そしてピカピカに磨き上げた基礎に、土台が入って来ました。
今回の「縁」は、この土台もいつもと違っておりまして…

いつもは工場でプレカットされて搬入されてくる材料。
ですが「縁」では、一部大工さんによる「手加工」をしている部分があるのでした。

教科書でみた「仕口」と呼ばれる継手加工。
自分の現場で見れるとは思ってもみませんでしたが、相当苦労した…とのこと。
その苦労の訳は、次の機会に触れるとしまして…

新富町に6つ目のブルーシートマウンテンが登場しました!
これより作業は前半のクライマックス、建て方へと進んでいきます!

白絹のような基礎、完成しました!

良い天気に恵まれて、順調に工事が進む 新富町「縁」。

鉄筋工事まで終わった現場は、型枠を建て込んでおりました。
私達の「基礎」は、この型枠を外したと同時にこれが完成品…つまりは仕上りになります。
ですので ここでの作業の良し悪しが、今後の仕上りへと影響してくるのです。

基礎のコンクリート打設の工程だけでも、3回…その全てがいろいろな工程に影響を及ぼすので、一回一回を丁寧に確実に行う必要があります。

地味な工事ですが、一番力を入れる工事であるのが この基礎工事なのでした。
さて、仕上がりはどうでしょうか…。

養生期間を経て、型枠を解体。
「よし!」今回も素晴らしい基礎に仕上がっているようです。

今回も良い角が出ていますね!
見ていて、とても気持ちの良い仕上りです。

上下水道の引込工事も順調に進みました。
これで工事現場内に仮設の水道が設置されますね。仮設工事の準備も終わりました。

順調に工事が進む新富町「縁」。
次回はウッドデザイン史上「初めての試み」が準備段階なのですが登場します!

あふれる愛情

仮設工事が進み、いよいよ基礎工事が始まった 新富町「縁」。

あいかわらず、「鬼付女(キヅクメ)川」の主であるカッパさんが、興味深そうに見守っています。

何度も固めた地面に、砂利が敷きつめられました。
私達の基礎は ひと手間かかる基礎なんですが、職人の皆さんは あせらず 丁寧に仕上げてくれます。

何度も水でしめては高さを確認しつつ 工事を進めていきます。

こうやって 工事の進捗を確認していると、つくづく思うことがあるのですが…
今行っている作業が スムーズに進むのは、前に行った作業が上手く仕上がっているからこそ。この日も何度も確認した「遣り方」がちゃんと機能して、問題なく作業が進みました。

作業は 鉄筋の工程へ移り、ご覧のような美しい芸術品が仕上がりました。

縦横に組上げられた鉄筋の織りなす造作美は、数字上の性能はもちろんなのですが、違う次元の安心感を感じることができますね。

こうして新富町「縁」の現場は、安心して次の作業に移るのでした。

現場では建築工事とは別に新たな工事がはじまりました。

実は度々登場していただいております、ご施主様のお父様の受け持ち工事がありまして。

今回は「井戸」を掘る工事。
私は初めて見ることになった工事なのですが、一本一本を手作業で地中へ打ちこんでいく工事でありました。

「植栽への水やり」「洗車」への利用を考えてのこの工事。
こちらも工事の一部始終を見せてもらいながら感じたのは…

子供を思う「親の愛情」でした。
便利な世の中になりますが、これだけは変わりませんね。

まだ水は出ませんが、もうすぐ親の愛情のように 溢れんばかりの水が湧いて出てくるのでしょう。

こちらも楽しみに見ていきたいと思います。

番付は北の国から…

順調に準備が進む新富町「縁」。
現場が動き出す前の重要な作業「番付」に、串間に近い巨大な木材工場へやって来ました。(北国ではなく、ずいぶん南国からです。紛らわしくしてスミマセン…)

毎回来るたびに大きくなるこの工場…。
しかし、それでも足りないくらいに木材の山が 所狭しと置かれていました。

そんな中、私達の「縁」の材料の番付が始まりました。

今回も素晴らしい材料達。甲乙付けがたい面構えをしています。

「えっへん!」
こんなに木材がひしめきあっているのに、そんな中でも一際美しい「縁」の柱達。
貫禄が違いましたね!
そんな材料達を、熟練の目で 山田さんや平岡君が吟味に吟味を重ねて選ぶ姿は、とても頼もしく そして嬉しくもありまして。

次にこの材料達と再開すのは、建て方当日となるわけで…。
立派になって帰ってくるんだよ…。
大切に育てた子供を 送り出す親の心境がピッタリ。
「ジュン…ホタル…」なんて「北の国から」のシーンが思い出されたりするわけです。

そして、今回の「縁」。
「北の国から」つながりで、「お父さん」からのプレゼントがあるんです。
まだ細かくはお話しできないのですが、見て美しく 触って感動するツワモノ…が登場してきます。
これも後からのお楽しみとしまして…。

新富町「縁」は 順調に進んでいきます!

4月のカッパ、遣り方を眺める

新富町「縁」。
日付けはまだ4月…。
しかし流石は宮崎の日差し、すでに真夏のような勢いで降り注ぎます。


そんな春と夏の真ん中で、本日は「遣り方」を出します。


あらかじめ整地をして地面を平らに固めていた「縁」。
予想として作業はスムーズに進むはずであったのですが…


思いもよらないことですが、その固めた地面が硬いのなんの…
いつもはにこやかな平岡君の表情も、だんだんと苦悩の表情に変わってきているような…!?


杭を打ち終わる頃には、二人とも汗だく…。(夏、体は持ちますかね…)
硬い地盤に今更ながら鍛えられます。


次は高さを確認しながら、水平の板をとめていきます。
生活する上で 支障が出ないこと、家がバランスよく見えること…
様々な要素をくみとって、細かな調整を施して基準の高さを出していきましたよ。


そして最後に家の「矩」をみていきます。
1㎜のズレが 確実に命取りとなる作業。
真剣に、何度も何度も確認をしながら進めた作業となりました。


気が付けば、すっかり辺りは涼しくなっておりまして。
こんな季節もいいな…なんて思いながら片付けをする私達です。

鬼付女川のカッパさんが、そんな僕達を静かに見守ってくれているのでした。

さあ、新富町「縁」の現場が動き始めました!