日別: 2019年10月17日

我が家のベランダ騒動記

数ヶ月前のある夏の休日。
冷房をきかせた我が家のリビングでゴロンと”うたた寝”をしていた私。
カサカサという音に気づき、目を覚ますと、レースのカーテン越しにベランダで何かがうごめいているのが見えました。
「ホゥ、ホゥ」と鳴く声で、すぐに「鳩」だと判明しました。

このままにしておくと、ベランダが糞だらけになると思い、飛び起きて、サッシを開け、追い払いました。

バサバサと飛び立っていった跡を確認すると、なんということでしょう?
エアコンの室外機の裏側に、いつの間にか巣づくりして、卵まで産んでいたのでした。

”糞”なら簡単に掃除できるけど、”卵”は想定外。
この卵。心を鬼にして処分するか?雛が無事に孵化して巣立つまで我慢して見守るか?
一瞬の葛藤がありましたが、卵といえども「命」に変わりはなく、処分した後で夢見が悪くなるのもいやだ。
ここは動物愛護の精神でそっと見守ることにしました。

一月もすると、鳴声もカサコソした雑音も無くなり、無事巣立ってくれたのだと思います。

ふりかえってみると、
猫のような天敵が来ないアパートの5階。夏場はワンコのためにエアコンフル稼動し、サッシは閉めっぱなし。
「なるほど、鳩の子育てには申し分の無い環境だったのね?」
「いや待てよ。我が家のワンコ達は何しとってん!自宅警備員にもなっとらんがな!!」
「今思い起こせば、ベランダがガサゴソしている間、一度も吠えて追い払う様を見たことがない気がする。
いや、追い払うどころか、気づいてさえいなかったのでは?」
ここで、ひとつ疑問が。家族の帰宅にはエレベーターが動く前から気づいてソワソワしだすのに、何で目の前のベランダの異変は放置するのか?
「ここはひとつ警備員としての再教育をせねば!」とワンコ達を眺めると、なんとも気の抜けたのん気な表情に「無理!無理!」と即座にあきらめてしまったのでした。

※ 鳩や雀などの野生動物の卵や雛は「鳥獣保護法」によって保護の対象になっており、処分する場合には行政の許可が必要だそうです。
※ 鳩は一度巣作りした場所に定住する習性があるそうですので、我が家では忌避剤をベランダにまきました。今のところ大丈夫そうです。